

福建土楼 ふっけんどろう |
更新日:2010年09月12日 |
福建土楼は福建省南西部の山岳地帯にある建築物で、円形もしくは長方形の形をし、外側は厚い土壁で作られ内側は木造で作られ、高さは3階から5階で、約80世帯の家族が生活している居住スペース。この独特な形は自然災害や外敵から守るように設計されていて、非常に丈夫な作りのため、中には700年前の土楼も存在する。 |
観光エリア
一般的に観光できる土楼群のエリアはその地方の土地名から、「永定土楼群」「南靖土楼群」「華安土楼群」の3箇所となっている。3つの観光エリアはそれぞれ100kmから300kmほど離れていて、アモイ島を拠点に観光すると1日1箇所が限界となる。
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永定土楼群
![]() 「永定土楼群(えいていどろうぐん)」は、アモイ島より車で約3時間半から4時間と市内から一番離れた場所に存在する。このエリアの特徴は土楼の数と種類の多さ。中でも初渓土楼群では一度に多くの土楼を見学できる人気のスポット。アモイ島から行く場合、移動だけで8時間近く必要なため日帰り観光は少ない。 |
南靖土楼群
![]() 「南靖土楼群(なんせいどろうぐん)」は、アモイ島から車で約3時間から3時間半の場所にある。かなり急な山道を進む。南靖土楼群の中で最も有名なのが、4つの円形土楼と1つの方形土楼が一つになった田螺杭土楼群。土楼と言ったらこのイメージを覚える人も多い。概観は非常に綺麗だが、中はお土産屋でごった返し、内装の建築も古く価値は低い。 |
華安土楼群
![]() 「華安土楼群(かあんどろうぐん)」は、アモイ島より車で約2時間半から3時間と土楼群の中では一番近くにある。他の土楼群と比べて土楼の数は少ないものの、その内の一つ「二宜楼」は現存する世界最大の土楼で、内装建築の美しさも群を抜いている。2010年8月現在、唯一土楼内部を見学できる点も特徴。また南陽楼は土楼資料館となっていて土楼の歴史や仕組み、生活模様を見学できる。 動画 |
[遺産登録年] | 2008年 |
[オープン時間] | 08:30-17:30 |
[休日] | 無休 |
[入場料] | 80元~ |
[観光時間] | 約半日 |
アモイ市内から車で約4時間
【南靖土楼群】
アモイ市内から車で約3時間半
【華安土楼群】
アモイ市内から車で約2時間半
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