その他レポート |
「象山伝奇」新しく登場! |
更新日:2019年05月24日 |
象山公園で新しい夜の催しが始まったと聞き早速見に行きました。 |
こんにちはチャイナエイトです。
今日は桂林ニューポイント「象山伝奇」のショーについて、ご紹介致します。
撮影日:2013年3月20日
撮影場所:広西省桂林市 象山公園内
夜の7時半過ぎに入り口前へ着くと、開始されて1週間しかたたず、余り知られていないせいか、少しの人数しか集まっていませんでした。暫く開場を待ち、7時45分入園すると、すぐの広場でまたまた待機させられ、その間に除々に人数が増え、300百人程になりました。
本番開始の8時にその観客が一団となり、順路に沿って案内され、4ケ所のイベント広場を巡り、それぞれの場所のショーを観賞する仕掛けになっていました。
第一番目は、長大な壁画(高さ3mX長30m)になった電子ビィジョンで、桂林の不思議な伝説を動画で明るく画きだしていて、なかなかに見応えがあります。これは上海万博の中国館で評判になった中国の歴史を表現したビィジョンと同じ方式を採用したんだろうと思いました。
第二番目は、巨大な恐龍状の立像が5、6基配置された広場で、それに光線で抽象、具象のさまざまな色彩や形を抽きだす光と音楽のアートショーです。ここで印象に残ったのは、その傍に数十mに枝を広げた大木に数千本のグラスファイバーを吊り下げ、さまざまに色を変化させた光で、巨木が浮び上がりとても胸に迫るものがありました。
第三番目は、野外劇場にスクリーンが張ってあり、それに太古の昔に、桂林の風景を形づくった山々が海底隆起により出来あがったと連想させる海中シーンなどが写し出され、その映像と実際のダンサーとが一体となり演じられ、ショーのクライマックスでは巨象(造り物)が登場し迫力あるショーになっています。この象には模造の象でがっかりしたとの同行者の意見もありましたが、私はこの象の仕上りはリアルな造りでなかなかに良い出来であると思いました。惜しむらくはリアルな造りだけに、胴体の下のキャスターが丸見えなことは残念で、象の足へキャスターを納めるような仕上りして貰いたかった。
最後は、この公園の売り物になっている象の横顔がある岩山全体をスクリーンにした大掛りな光のアートショーで、山全体が瀑布になったり、大きな大きな象が登場したりと、色々に変化する形象が光線により演じ出され、これには相当に力を入れて製作している迫力を受けました。
全体を観賞して、桂林の夜の楽しみの一つとしては、それなりに有意義な1時間でありますが、このショーの名称になっている「象山伝奇」の(伝奇)とは辞書によれば「不思議なこと、珍しいことを伝え記したもの」と記してあります。
主催者は、その「桂林伝奇」を一所懸命に伝えようと努力しているも、観る側に十分に伝わったと言えず、光のアートショーを楽しんだだけに終わっているのは少々物足りなく思います。
ショーは8:00に開演する予定ですが、30分間早く劇場のチケット売り場の玄関に着きました。
ライトアップされた川は綺麗になっています。
これは第二番目の恐龍状の立像です。素晴らしい色彩や形を抽きだす光と音楽のアートショーです。
数千本のグラスファイバーを草むらに、さまざまに色を変化しています。
あれ?象と一緒に踊り?
岩山の全体に色々に変化する形象が光線により演じ出されています。
「象山伝奇」は開始されたばかりなので、今後さまざまな意見を受け、料金も含めて、更により見応えあるものにバジョンアップすることを期待します。(加油!)
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