08:00
【お出迎え】
ご宿泊のホテルまでお出迎えに上がります。
ホテル長城博物館へ
08:30
【長城博物館】
万里長城の専門博物館。建物の外観は烽火台になっており、長城に関する事物が体系的に展示されている。時代別に「春秋・戦国」「秦・漢」「北魏・隋・唐・遼・金」「明」の4つに分れて展示されており、戦国時代から明代まで3000年間の長城建築の歴史が、模型やカラー図を使って再現されている。
※観光時間約1時間
11:30
【嘉峪関関城】
嘉峪関市街から約6キロほどの、嘉峪関のもっとも狭い山間にある。万里の長城の西端で、古来より河西第一の要所として知られている場所。明の洪武五(1372)年に建設が始まり、およそ168年の歳月をかけて現在の形になった。現在に至るまで、当時の姿を非常によくとどめている。その気勢溢れる姿は”天下雄関”と称えられ、1961年には国の重点文物保護財に指定された。内城、外城、城壕の三つからなるが、中心となるのは内城である。面積2.5万平方メートル、高さ10.7メートルで、黄土のレンガから造られている。東の光化門と西の柔遠門の二つの門があり、その他櫓や楼閣、敵を見張る望楼、水門などがある。長城に数多く残る関所の中でも、もっとも完璧に形を残している一つでもある。
この関所を造る際、工人に対して建材を正確に用意し間違いを出さないようにという命令が出されたが、主任であった工人は正確に計算を行い、最終的にレンガ一つが余っただけであとはすべて計算通りに行われたという伝説が残されている。このレンガは会極門の楼台の上に置かれ、今も見るものに中国古代の工人達の巧みな技を伝えているという。
※観光時間約1時間
【懸壁長城】
懸壁長城は嘉峪関市の北8キロほどのところにある。当時は“断壁長城”と呼ばれていて、その名の通り急な山肌に覆いかぶさるようにして建てられている。
嘉峪関の防衛を強化するため1539年(明の嘉靖18年)に造られ、翌年完成した。本来は全長1.5kmあったが、今日残されている当時の遺構は5m程しかない。現在見られるものは1987年に修復されたもので、全長は750mある。その内231mは高さ150m、傾斜45度の急斜面に作られており、壁をよじ登るように階段を上がらなければならないことから「懸壁長城」の名が付けられた。
※観光時間約1時間
懸壁長城天下第一墩へ
12:00
【昼食】
昼食には嘉峪関郷土料理をお楽しみ下さい。
13:00
【天下第一墩】
明代に造られた万里の長城の西の起点。嘉峪関市内から南に7キロほど行ったところにあり、討賴一墩とも呼ばれる。1539年に造られ、もともとはそれぞれが14メートルほどの立方体の形をしていたが、長い年月風雨に晒されたため今では大部分が崩れている。近年になり政府の手が入り修復も始まっている。
かつては7つの高台に常にそれぞれ5~7人の兵士が配置され、敵が攻めてくるとその数によって大砲を打ち鳴らして味方に敵の襲来を知らせるなど軍事的に大変重要な役割を果たした場所だった。
※観光時間約1時間
天下第一墩新城魏晋壁画墓へ
14:30
【新城魏晋壁画墓】
嘉峪関市から東北に20キロほど行くと、新城魏晋壁画墓がある。ここは1972年に発掘が始まり、これまでに1400あまりの墳墓が地下にあることが分かっているが、現在観光客に開放されているのは6号墓と7号墓。その中でも年間を通じて開放されているのは6号墓のみ。中に描かれているのは労働の様子や墓の主たちの豪奢な生活ぶりなどで、当時の民俗文化をよく表している。描かれた時期は莫高窟よりも早いとされ、長い間空白であった魏晋南北朝時代の芸術を知る手がかりとなった。
6号墓に埋葬されているのは西晋時代の宦官で、壁画から、彼の一生の変遷を読み取ることができる。
※観光時間約1時間30分
魏晋壁画墓嘉峪関南駅へ(約45分)
【夕食】
夕食は車内料理(中国駅弁体験)をお楽しみください。
18:03 D2749列車
嘉峪関南駅敦煌駅へ(約2時間38分)
敦煌駅ホテルへ(約20分)
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