世界遺産レポート |
石林 ~Part1~ |
更新日:2011年09月02日 |
こんにちはチャイナエイトです。 |
撮影日:2010年10月
撮影場所:雲南省石林イ族自治県
石林は昆明市内から車で約1時間半ほどの場所にある、
中国南方カルストとしてユネスコ世界遺産に登録された観光地です。
石林はその名の通り、30m以上の高さがある切り立った岩が、
林のように連なっている場所で、中国では天下第一奇観と言われています。
敷地はとても広く、大石林、小石林、新石林、
石林奇風洞などのエリアから 出来ていて、
全部くまなく見るにはまる1日はかかります。
駆け足のツアーなどでは、写真の電動自動車的なもので、
さくさくとポイントだけを回ることもできます。
世界遺産の観光地だからもっと観光地化されていると思ったら、
入り口周辺はこんな感じの屋台や果物やが軒を並べていました。
いい香りでチョーおいしそう。
チケット売り場の付近には民族衣装を着たガイドさんがたむろしてます。
日本語ガイドがいても、一緒に写真も取れるし、
雰囲気でるので、 ガイドさんと一緒に回るのもいいかもしれません。
入場するとすぐにこのような大きな岩が目に入ります。
ちゃんと世界遺産って書いてありますね。
出発前にちゃんと地図で確認。
先ほどいくつかのエリアに分かれていると言いましたが、
普通は大石林だけを観光するパターンがほとんどだそうで、
時間があったら、その隣にある小石林もちょっと立ち寄るそうです。
15分ほど歩くと大石林に到着します。
まず見えてきたのがこの屏風石。
そのあまりの大きさにテンションがあがります。
パシャパシャ写真をしつこく撮っていたらガイドさんに、
まだまだこんなもんじゃないですよっ、
急がないと全部見終わんないから そろそろ行きましょうと言われ、
さらに期待が高まりました。
ガイドさんは普通に進んで行きますが、
ちょっとこの絶壁は尋常じゃないです。
少し開けた場所でイ族の人たちが踊りを踊っていました。
イ族ってあまり特徴のない少数民族ですが、
雲南省で人口の一番多い少数民族だそうです。
またまたガイドさんに、早く早くこっちこっちとせかされて行ってみると、
出ました、「林石」。ガイドブックによく載っている場所です。
ここからが本当のスタート地点。
民族衣装を着て記念撮影も出来るようです。
10元って言ってました。こういう場所にしては結構安い。
みんな立ち止まって眺めていましたが、いつ落ちてくるか分かりません。。
この岩は数年前地震で崩れたそうです。
こんなところで地震がおきたら一巻の終わり。。
まるで刀を立てたように鋭くとがった岩は「刀山火海」と呼ばれています。
困難な危険な場所という意味があるそうです。
よく見ると滑らかな曲線もあって石のカーテンのようにも見えます。
さらに進むともはや「石林」ではなく「石森」です。
360度大きな岩に囲まれながらその隙間を縫うように進んで行きます。
ずっと灰色の世界が続きますが、
足元を見ると植物の緑も。 づづく・・・
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