観光地レポート |
体験レポ:新幹線で杭州日帰り |
更新日:2013年04月19日 |
こんにちは。チャイナエイトです。 |
今回のツアーは、新幹線を利用します。かつては上海から杭州まで、車で2時間以上かかったのですが、今や新幹線で50分です。便利になりましたね。
当日の朝、ホテルまでガイドさんが迎えに来てくれて、地下鉄で上海虹橋駅へ移動しました。ガイドさんと一緒なので安心です。地下鉄の駅は地下1階で、長距離列車が出発フロアは2階でした。
虹橋火車駅は建設されて間もないようで、広くて明るく綺麗です。2階の出発フロアは中央に大きな空間が広がっています。かなりの面積がありますが、ちょうど清明節という連休にあたっていて、旅行客で溢れていました。
広大な出発フロアの両側に、ホームに下りる改札が多数並んでいます。ホーム毎に改札が分かれていて、自動改札に切符を通してホームに下りるので間違える心配はないですが、個人で行くとまず自分の改札を探すのが大変そうです。
私たちはガイドさんと一緒に13Bの改札へ。行きと帰りの2枚の切符を受け取りました。切符をよく見たら、改札口や席番号が記載されています。日本の切符と方式は似ていますね。この改札口で上海のガイドさんとお別れです。
ホームに下りると、私たちの乗る列車が止まっていました。切符に書いてある番号を確認しながら乗り込みます。
車内も日本の新幹線みたいで快適です。時間通り9時に出発。今回の列車はノンストップ、杭州が終点なので間違えたり、乗り過ごす心配もありません。
列車の旅は1時間弱で、あっという間に杭州へ到着しました。改札を出たところで、杭州のガイドさんがプラカードを持って待っていました。ここからは車で杭州観光です。
杭州と言えば、西湖。道路は混雑していましたが、しばらく走ると見えてきました。ちょうど花の季節でピンク色の花と柳の緑も美しい景色の、その木々の向こう側に西湖です。きらびやかな船が浮かんでいるのも見えました。あいにくの曇り、若干小雨の天気でしたが、湖に浮かぶ船と遠くにかすんで見える塔が、まるで水墨画のようで、曇りもまた風情があります。
湖の端を横切る「蘇堤」に出たところで車を降りて西湖周辺を散策しました。観光客がみんな思い思いに湖や風景を眺めながら、歩いたり遊んだり自然の中でリラックスしています。少し歩くと遊覧船乗り場に到着。この船に乗り込みます。
もっと小さい船かと思ったら、結構しっかりしていて中の席からでも景色が眺められます。屋根もあるので雨でも大丈夫ですね。
船尾に出れば、写真を撮ったり屋根なしで360度の湖の風景を満喫したりすることもできます。
湖には船がたくさん浮かんでいて雰囲気たっぷり。周辺の景色や見所について、ガイドさんの説明を聞きながら、西湖の美しさを楽しみました。
船は湖中央の小島の周囲をぐるりと廻って、元の場所へと戻っていきます。30分あまりの遊覧でした。
船を降りて、「花港観魚」という見所へ。橋の下の透明な水に、魚がたくさん集まっているのが見えました。木々の緑も水に映って美しい景観を作り出しています。聞きなれない鳴き声に驚いたら、木の上に長い尻尾の鳥がいます! 孔雀だそうです。西湖の観光地区の中で育てている孔雀が、この辺りまで来るのだとガイドさんの説明にびっくり。はるか上の方にとまっていて、羽を広げた姿は見られなくて残念。
散策しておなかが空いてきたところで、車に戻り昼食のレストランへ移動しました。
ホテルのレストランということで、綺麗で落着いた雰囲気です。杭州料理はあっさり味で日本人には食べやすいです。たくさんいただきました。
おなかがいっぱいになったら、次の観光は六和塔です。六和塔は南宋時代に建てられた高さ60メートルの堂々とした塔で、内部の階段で上まで登ることができます。
せっかくなので入場料10元払って登りました。息は切れたけれど、塔の上からは銭塘江と、そこにかかる大橋が見えて、なかなかの眺めです。逆流で有名な銭塘江、この時期は逆流現象はありませんが、十分に雄大な姿です。
もう一つ、杭州で有名な点をあげるならお茶の産地ということでしょう。龍井茶の産地「梅家塢茶園」を訪問して、茶畑を眺めながらお茶の説明を伺いました。
西湖龍井茶は緑茶の中でも高級ブランドですが、本当に西湖龍井と呼べるのは、ここで取れたものだけとのこと。出回っているお茶は杭州産には違いないけれど、品質には差があるようです。ここのお茶はすべて手摘みで、展示されているような専用の釜で煎り、丁寧に加工されます。
ちょうど新茶の季節で、新茶を試飲させていただきました。まず香りを楽しんでから、ゆっくりいただきます。甘い香りで舌にもやさしい、確かに美味しいお茶でした。
この時期の西湖龍井茶は最高級品で、値段もそれなりに高いですが、この時期ここでしか手に入らないこともあって、ここに来る道でも買い来た車をたくさん見かけました。お茶好きの人には、それだけの価値はありそうです。もちろん無理に買わなくても大丈夫。
最後に、中国の古い街並みを再現した「河坊街」へ。上海の豫園にちょっと似ていてお店がいっぱい。ここで各自、自由にお土産を買ったり、ぶらぶらしながらお店をのぞいたりしました。お茶のお店もありました。
清時代の衣装を来て、写真に撮るサービスも大人気。横道の路地には、ネパールの工芸品がありました。他にも漢方薬のお店や、餅つきのようにして飴を作っているお店やら、不思議なレトロ感があって飽きません。
名残はつきませんが、帰りの列車の時間があるので、車で駅へ向かいます。杭州駅は、帰路につく観光客などでごった返していました。迷ったら大変そうです。
駅の改札で、ガイドさんにホームなどの説明を聞いてお別れ。お世話になりました。
ホームで最後に記念写真をパチリ。新幹線に乗り込みました。17時に杭州出発。18時前に上海へ到着。
杭州は、上海から日帰りだと慌しいかと思いましたが、新幹線を利用すると、1日で無理なく効率よく杭州の見所を見てまわることができました。新幹線の手配や現地の移動もスムーズで、リラックスして杭州の景色を楽しめました。杭州西湖は、天気や季節を問わず、いつもそれぞれの魅力があるとのこと。また別の季節にも行ってみたいものです。
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