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【体験レポ】世界最大の天文館と誇る「上海天文館」
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(0票) 更新日:2021年07月23日

 世界天文館の中で単一建築面積No.1で3.8万平方メートルを誇る「上海天文館」は2021年7月18日にグランドオープンしました。早速オープン初日に参りました。

 こんにちは。チャイナエイトです。



 上海天文館が開館する初日のチケットを取れましたので、早速様子をお届けします。





 上海地下鉄16号線の終点「滴水湖」駅から出たらすぐに巨大な建物が見えます。駅から天文館の入口まで歩いて10分でたどり着くことができます。(16号線に「各駅停車」、「ラピット」と「直行」がの3種類の電車がありますが、時刻表にご留意ください。)





 建物に近づくと、本当にその巨大さに驚きます。1日5,000人(午前2,500人、午後2,500人)の入場制限がされていますが、それでも入口の前に並んでいます。





 チケット予約は争奪戦になっていますが、毎日の夜12時に1週間先のチケットが公式WeChatで発売されます。一瞬でなくなります。





 チケットは30元/名です。別途映画館のチケット(40元/枚)も予約できます。映画チケットの数が更に少ないので、頑張って取ってください。





 入口前に巨大な日時計機能の付いた穴が天井に空いています。ここから天文の世界に入りましょう。





 WeChatでチケットを買った時自分の顔写真を登録すると、入館時も顔認証で入ることができます。





 一階の巨大のロビーを利用して、「フーコーの振り子」という装置が置いています。長い糸でぶら下がっている球体が次第に振動面が変化して、両サイトの棒を次から次へと倒しました。それは地球自転を示す演示です。





 一階のパビリオンは「家園(HOME)」と言います。我々人類が生活しているこの地球から習います。入ったとたんに、巨大な地球が見えました。ここは現在の様子のみならず、地球の誕生からも紹介されました。





 隣に高度な再現度で再現した月の模型を間近で見ることができます。月のクレーターもよく見えました。





 次はもちろん太陽の観察です。





 太陽系の天体の重さや大きさ、自転速度などをタッチパネルで比べることができます。





 この巨大な土星模型も最新悦の技術で土星の環までも再現しています。子供達が興味津々になりそうですね。





 次に銀河系のお勉強に入ります。すべてが最先端技術での再現になりますが、分かりやすくて圧巻です。あまりにもたくさんの展示内容があって、いちいちと紹介し切れません。ぜひご自身で見てください。





 ここのエリアは一般相対性理論の時空のゆがみを演じています。少し深いですね。





 ゲストがこの壁に近づくと、映った影が変化しています。大変微視的な量子力学の物理現象を分かりやすく説明しようとしています。





 幻想的な展示が多いと思われるかもしれませんが、実際の隕石のサンプルもありました。





 早速映画の時間になりましたので、映画館に向かいます。今回は三つの映画のチケットを運がよく取れました。





 建物の外からも見えましたが、この巨大の球体は映画館なんです!球体の内部上半は完全にスクリーンになって、ゲストは天に映った映画を見ることになります。





 映画館の入口は1階にあります。映画開始の10分前から入場できます。全部で3種の映画があります。





 残念ながらCHINA8が行った初日だけ三つの映画ともに時間別で公演していましたが、その後はゲストの予約混み合いによって、1日中は同じ映画を繰り返して公演することになったようです。





 昼ご飯の時間になりました。館内一つだけですが、The Galaxy Stationという飲食店があります。





 館内の収容人数に比べて、レストランが狭いようですが、長蛇の列になっています。





 メニューにピザ、パスタ、ケーキ、ドーナツなどが提供されています。お値段はそれなりの価格になります。





 しかし、CHINA8の番になると、セットメニューA~Fに、Aしか残っていません。もう少し準備した分量を増やしてほしいですね。





 68元(約1,000円)ですが、味はイマイチです。少し残念です。量は飛行機の機内食みたいですね。





 食事の後、2階のパビリオン「征程(ODYSSEY)」に入ります。ここのパビリオンは、人類が宇宙への探索歴史を語ります。





 古代エジプトの人が星空に対する研究です。





 イギリスのストーンヘンジで観測した冬至と夏至の太陽の場所の模型です。





 ここからハイライトです。中国中国月探査機「嫦娥五号」が月面着陸の模様を再現した場所に、VR体験もできます。





 人数が限定されていますが、予約すれば、ここでVR体験で月面ウォーキングを体験できます。





 そして、実物大の中国宇宙ステーションのコアモジュール「天和」の模型も入っています。早速中に入ります。





 大変人気があって、人を映らないようすることができず、ごちゃごちゃの状態で見学しました。





 宇宙飛行士の仕事する環境や寝るところも見学できました。





 まさか宇宙にジムもありました!





 出口を出たら、すでに最上階の3階に上がりました。ここの螺旋状のスロープで下まで行くことができます。最初に見たフーコーの振り子もまるまる見えました。





 一般パビリオンのほか、特別展も行います。次に「中華問天」という中国人が宇宙に対する探索が展示されています。その他、いろいろな【予約必須】の特別展があって、館内に入ってから、公式WeChatで予約する形になります。CHINA8が入った時は、9時30分と12時30分にそれぞれ、午前と午後の予約がオープンされますが、オープンした瞬間に予約が満席になった状態です。また一度争奪戦でした。





 最後に天文館のお土産をチェックしましょう。





 この太陽系惑星模型セットは699元です。





 その他、パズルや文房具も多数あります。





 如何でしょうか。バタバタで開館から閉館(16時)まで滞在しましたが、それでも見切れていませんでした。チケットが安い(30元)ですので、何度も来たいですね。しかし、チケットの争奪に大変かもしれません。