孔子入周問礼楽至此碑 - 基本情報|中国旅行のチャイナエイト
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観光地レポート プリント
孔子入周問礼楽至此碑
更新日:2013年02月25日

 「孔子入周問礼楽至此碑」は洛陽市内に位置し、昔ここは周の国の都であり、老子は王室の図書館の役人をしていたとされています。北の魯の国に住んでいた孔子が周の国に入り、老子と会って、孔子が老子に礼について質問したことになっていますが、ここが、その場所だとされていました。

 「孔子入周問礼楽至此碑」は洛陽城瀍(発音CHAN)河区東関大街東路の北側に位置し、孔子が33歳のころ、周の守蔵室(図書館)の書記官をしていた老子を訪ね、”礼”について問いかけた場所に、清初期の1772年に洛陽長官がこの碑を建てたそうです。老子はこのとき、孔子の考え方を厳しく批判したとかで、その後の儒家と道家の激しい争いの発端になったところです。

 孔子は西周の礼制に基づく徳治政治を説いた人で、洛陽とゆかりが深いはずですが、地図や観光案内で見る限り、このほかに孔子ゆかりの文物、例えば多くの都市にある孔廟も洛陽にはないか、あっても立派なものではないようです。なぜなのか、孔子に詳しい方はお分かりになるかも知れませんが。

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