九郷
こんにちはチャイナエイトです。
今日は昆明の隠れた観光スポット「九郷」をご紹介します。
撮影日:2010年10月
撮影場所:雲南省昆明九郷風景区
九郷は昆明市から車で約2時間、世界遺産の石林から車で約30分の場所に
ある鍾乳洞がメインの観光スポットです。
世界遺産の石林の影に隠れてなかなか紹介されない場所ですが、
観光開発が始まったのは1995年と以外に古く、中国の観光地重要度を示す指標で
AAAA(4A)を取得したかなり見ごたえのあるスポットです。
入り口です。石林を見てから来たせいか、この閑散とした感じが気楽でいいです。
入場するとすぐにエレベータがあり、
そこから一気に崖の下に移動します。
なんだかよく分からないうちにボートに乗ることに。
ここの基礎知識がないのでどうなるかわくわくです。
10人乗りのボートに乗り込み、自分達で漕いで進みます。
ガイドさんもあまり来たことがないらしく、
これからどうなるのか良く分からない様子。
絶壁の大自然に圧倒されながら進むこと10分。
行き止まり・・・
えっ、折り返し?
どうやらちょっとしたアクティビティ的なもので、
大自然をボートに乗って楽しもう!的な、
特にこれで洞窟に侵入するのでもなく、
引き返します。。。
ボートを降りたあと、鍾乳洞へ向かいます。
そう!これこれ!すでにかなりの迫力です。
さっきの要るかな?
鍾乳洞入り口の大ホール。
お土産屋さんがあるのが残念でしたが、かなり壮大な空間です。
お土産屋さんの脇においてあった水槽を何気に見ると、
光の当たらない地下に住む目のない魚が展示してありました。
これって結構水族館並みの代物だと思う。
いまいち写真が悪くて伝わりませんが、チョー広いです。
見所は大体4箇所、先ほどの大ホールから始まり、
鍾乳石、地下深くにある鍾乳石、棚田状の鍾乳石、
最後に天井から連なるもうひとつの石林と言われる鍾乳石。
この鍾乳石は形がよく、高さもあり、密集していて、
非常に見ごたえがありました。
なんでも6500万年前から作られてきたそうです。
数字を聞いてもピンとこないですが、見ると実感できます。
鍾乳洞を取り囲むように通路が通っていて、かなり近くで見ることが出来ます。
なんだかいろいろ、この岩は何に見えるとか、この岩にはこんな伝説があるとか、
ここの専属ガイドさんが一生懸命説明してくれましたが、
もう石林でおなかいっぱいなので、スルーさせてもらいます!ごめん!
地熱のせいか、鍾乳洞の中は非常に暖かく、
レンズがすぐに曇ってしまいます。
こんな感じで立体的な通路でつながっています。
あれっデジャブ(石林・・・)
一旦外に出て次のスポットへ向かいます。
お年寄りの方や体の不自由な方の為のこんなサービスもあります。
どんどん地下へ降りていくととんでもない秘密基地が出現!
まるで映画「トータルリコール」に出てきそうな地下要塞です。
個人的にここが一番感激しました。男のロマンを感じます!
秘密基地を抜けると第三のスポット四川の黄龍を彷彿とさせる(大げさ)
棚田状の鍾乳石が見えてきます。
そしてその先にあるのがもうひとつの石林と言われる
天井から伸びた無数の鍾乳石。
これが自然に出来たんだからすごい!
ここから地下の薄い空気のなか300段近い階段を登って
地上にでます。あぁ、このときさっきの椅子の人が役に立つんですね。
帰りはリフトでビュッと帰ります。
リフトからの景色もなかなかです。
ここで終了です。
確かに見ごたえのあるスポットです。
ただ・・・
この照明のセンスの無さ・・・
桂林の鍾乳洞もこんな感じですね。
もう少し考えてほしい。そうすればもっと魅力的に見えるはず!
どうやら日本ではパワースポットブームの次にくるのが
鍾乳洞ブームらしい(?)ので、
チェックしておいてはいかがでしょうか。