蘇州の世界遺産庭園「拙政園」が完全予約制実施、チケット当日販売なし
こんにちは。チャイナエイトです。
今日は蘇州の世界遺産の庭園の「完全予約制」の検証に行って来ました。
蘇州庭園の代表の「拙政園」前に来ました。
今までの拙政園の入口前に、大勢のダフ屋や案内屋が観光客に声をかけて、商売していましたが、その取締の一環として「現地窓口での切符販売中止」を実施しました。今回は本当にダフ屋の姿が消えました。
その代わりに、入口前に大きなテントが設置されて、「予約済」の人のみ入場待ちできるようにしました。要するに、客が庭園へ来る前にスマホでの予約(購入)が求められ、ダフ屋の生存環境を破滅する仕組みです。
以前の切符売り場の前に、大きな看板を立てています。
バーコートスキャンで、スマホから事前予約の案内を掲載しています。
事前に入場時間までも決めて、スマホ決済でチケットを前売りしています。
どうしても、その情報が入手できず、チケットなしで庭園まで来てしまった場合は、昔の切符売り場前に自動予約端末も設置されています。ペーパーチケットの販売ではなくて、「予約(購入)端末」です。予約完了後に、指定の時間にスマホに送るバーコートのご提示で入場していただきます。
昔の切符窓口はすべて閉鎖されました。団体ツアーガイドの受付のみしています。
拙政園や獅子林のような人気庭園では、事前予約しないと、その日やその時間の枠が上限になった場合は、入場できませんので、ここの端末前に来ても、結構待たされます(次の空きのある時間帯に入場予約)。また、チケットの購入に、中国のWeChatやAlipayでの支払環境が必要です。中国人の場合は、予約端末に身分証明書IDを入力する必要があります。身分証明書カードのスキャンでも入場できますが、外国人の場合は、パスポート番号の入力で、パスポート原本の提示が必要です。
予約済の方は、ここのテントを通して、入場していただきます。
現地窓口でのチケット購入はできませんので、外国人が中国のEマネーアカウントを持っていない場合は、旅行会社にご相談ください。