長江三峡クルーズの旅(1):高速鉄道で上海から宜昌へ
こんにちは!チャイナエイトです。
中国の見所が多いですが、本当の中国と中国人を分かるには、さすが中国人の母なる川の長江を一度見なければなりません。
やっと休暇と予算を取れて、長い間、期待していた長江三峡の旅をスタートしました。
朝の上海虹橋がガラガラです。だって、まだ朝6時です。
長江三峡の船に、上りと下りのどちらかにするかに悩んでいましたが、いろいろ調べた所、上りが4泊5日で、下りが3泊4日でした。値段は同じです。上りがお得のように見えますし、日程もゆっくりです。また他の経験者の話によれば、船の速度が違いますので、雄大な三峡の景色を楽しむには、やはり上りがよいそうです。
上海から宜昌の電車(D動車組)に8時間以上もかかります。すでに新型快速鉄道ですが、やはり中国が広いですね。
こんなに長い旅ですので、乗客が非常に早く駅に着きます。6時半の電車に、6時前でも並び始めます。
今回は長い電車の旅ですので、わずか100元の違いで、1等席にUPしました。
乗車して期待していた1等車を探していましたが、8両編成の車両に、どれも1等席の車両ではありません。すこし嫌な予感がでました。
切符に照合して、指定の車両の登ったら、普通の2等席の車両の後部に、個室があります。よく座席番号を照合したら、間違いなくこちらの席です。
こんな感じです。
向かいの席ですし、リクライニングもできません。
いやだ~それなら、普通の2等席でもいいのに、、、
もうしょうがないので、この個室で8時間の電車の旅を暮らします。
さすが、中国鉄道は高速鉄道と言っても、車両タイプがさまざまで、なかなかいくら事前に調べても、実際に乗らないと誰もわかりませんね。
幸い、窓の外にある江南地区の風景が綺麗です。
対面向かいの席が本当に不快適ですが、足も伸ばせず、窮屈な8時間でした。下車時は、足がほぼ棒になりました。
(ちなみに、昼食を車内で食べないといけませんが、食堂車があるものの、途中乗車の「無座」の乗客に占領されていますので、利用しようがありません。事前に準備した弁当で済みました。)
午後3時ごろ、宜昌で下車しました。早速タクシーで船乗り場に向かうつもりでした。
正規のタクシーであるものの、船乗場と伝えたら、メーターを倒せず、100元が強要されました。聞いたら、こっちは皆そうなんだとのことです。
さすが、地方の町に行くと、やむを得ないことですね。
三峡の豪華遊覧船に、タクシーの船会社と船の種類があります。今回はいろいろ調べましたが、最新型の「黄金8号」にしました。
船会社によって、搭乗の埠頭も違います。間違えたら、大変です。
やっと、自分の船が見えました。興奮興奮!~これからの5日間、この船で暮らしますよ。
早速カギをもらって、部屋に入りました。五つ星の船ですが、部屋もOKです。
ベランダ付きのデラックスルームのベランダの広さが大事ですね。
部屋で荷物置いたら、一番大事なのやトップデッキへ行くことです。
実はこれから毎日ここに来るとは分かるし、まだ船は運航していないのも分かるし、でもやはり、一番最初に登りたいです。
隣も、別の船が止まっていますが、ほぼこちらと同じスケジュールで運行する同行船です。
実は、船の乗るところは、すでに長江三峡の一つ「西陵峡」です。
1日目の夕食は、船では提供しませんが、船のレストランで単品注文することができますので、それで済ましました。
日が暮れて、長江遊覧船の「黄金8号」で初夜迎えます。
遠くに、どこか花火が上がりました。我々を歓迎してるのですか?(笑)