生活レポート |
体験レボ:チマキ作り体験ツアー |
更新日:2013年06月14日 |
端午の節句にチマキを食べるというのは日本の童謡にもありましたが、元々は中国から来た習慣です。日本のイメージだと甘い和菓子みたいな感じですが、上海のチマキは豚肉入りで、かなり食べ応えがあるのです。この時期にせっかく上海に来たことだし本場のチマキを作ってみよう、ということで体験してきました。 |
9時にガイドさんが迎えに来てくれて、市内の料理教室まで移動します。体験の間もガイドさんが翻訳してくれるので安心です。
門をくぐると、中庭の向こうにガラス張りのキッチンが見えました。結構お洒落でいい雰囲気です。すでに欧米人のグループが一組、点心作りを始めていました。
チマキの基本の材料は、もち米と豚肉です。すでに、もち米も豚肉も醤油などで味付けしてありました。チマキの具は豚肉以外にもいろいろあるようで、ベジタリアン向けに小豆と白いもち米の甘いタイプも用意してくれました。こういった配慮は嬉しいですね。これらのもち米と具を葉っぱで包みます。チマキの葉も、洗って熱湯で煮沸してあるそうです。材料は全部準備してあるので、参加者は包むだけでOKです。
葉っぱの裏表を確認して折り返したところに、もち米を入れ、具の豚肉を入れた後、さらにもち米を加えます。表面を平らに整えて手前の葉っぱを上にかぶせます。最初は難しいですが、先生がお手本を見せてくれました。
葉っぱをさらに三角形に折り返して形を整えて包んでいきます。包んだら最後は紐でぐるぐると巻いて、結びます。これも、割と難しいですね。先生のお手本をよく見ながら、一緒にやってみたら、できた!
紐は結ぶのではなくて反対側に回して下を通してとめます。そうすると、食べるときにもハサミなしで簡単にほどけるらしいです。
慣れてきたら、だんだん調子が出てきて、こんなにたくさん作りました。
この後は、チマキの上2センチくらいのいっぱいの水に入れて2時間くらい煮ます。ということで、上海在住者や友人がいる方は、その場で食べずにお持ち帰りになります。結構日持ちがするので、帰国してからでも食べられますね。
自分で作ったチマキをおみやげに現地解散となりました。
チマキ以外にも様々な点心作りと合わせて申し込むと、お値段もおトクですし試食もできるので、さらに楽しそう。上海名物の小龍包や、生煎(シェンジエン)と呼ばれる焼き小龍包、甘いデザート系がお好きな女性には、エッグタルトなんかも良さそうですね。
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