蘇州の四大庭園:滄浪亭 - 基本情報|中国旅行のチャイナエイト
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世界遺産レポート プリント
蘇州の四大庭園:滄浪亭
更新日:2012年11月16日

 蘇州の四大名園と言えば、「拙政園」、「留園」、「滄浪亭」、「獅子林」です。滄浪亭はもっとも歴史の長い庭園で、長くても北宋時代からもスタートしました。


 滄浪亭は蘇州四大名園の一つで、2000年に世界文化遺産に登録されました。約1000年の歴史を蘇州現存最古の庭園です。唐末の時代に呉越広陵王であった銭元僚が造営したものを、北宋詩人の蘇舜欽が改築しています。蘇舜欽は官職を失ってから蘇州に住み着き、この地に魅かれ買い取ったと言われています。

 名前の由来ですが、楚辞から文書を取ったと言われています。
滄浪之水清兮  滄浪の水 清ければ
可以濯吾纓   以って、吾が纓(えい)を洗うべし。
滄浪之水濁兮  滄浪の水 濁れば、
可以濯吾足   以って、吾が足を洗うべし。

 入口前は運河になっています。かつての滄浪亭は、現存している滄浪亭の6倍以上の広さを有していたといわれています。

  現存の滄浪亭は大きな築山を中心にしています。その築山を囲む回廊は、上下左右の起伏に富んだものになっていて、その回廊にある漏窓や洞門も見事なものが多いです。

 滄浪亭の入口を入ると、築山があり、その築山の上に滄浪亭という亭(あずまや)があります。この滄浪亭から園内を見渡すことができます。

 ここでは、中国人観光客が圧倒的に多いです。外国人観光客が少ないです。

 その背景には、至る所にある額や詩歌、対聯(つうれん)など、楽しめる場所でもあります。

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