こんにちは。チャイナエイトです。今日は太極拳の体験ツアーに参加してきました。

　体験場所は、市内にある中国版カルチャーセンターのような施設です。先生は英語ができるので中国語に英語を交えて説明し、ガイドさんも横にいて日本語に通訳してくれました。

　本日の参加者は３名です。服装は動きやすいものならＯＫ。Ｔシャツやカジュアルシャツにズボン、靴はスニーカーなど運動靴がベターです。靴も服も変えずにそのまま参加しましたが、必要ならトイレで着替えることができます。

　太極拳は、武術として、また健康法としても知られ歴史的にも様々な流派があるようですが、今回体験するのは中でも最も歴史のある伝統的な陳式だそうです。

　最初は、先生の模範演技を見せてもらいました。基本となる二十四式（二十四種類の基本動作が含まれる）で、およそ４～５分。

　ゆったりと静かな流れるような動きの中に、時々鋭い力強い動きが入ります。先生の周りだけ流れる空気が違うような、独特の雰囲気を感じました。

　次に、先生の説明を聞きながら、実際に一つずつ動作をやってみます。

　姿勢などが微妙に違うところは、先生が一人ずつ丁寧にチェックして修正してくれます。その間、同じポーズを維持するのが大変。先生が“放松”（リラックス）と声をかけてくれますが、どうしても必要以上に力が入ってしまいます。

　決めのポーズは、力強く足を踏みおろすとともに、右の拳を左の手のひらに打ちつけます。最後に元の姿勢に戻って終了。

　一つずつ動作を確認した後は、先生の動きを見ながら、一連の動きを通してやってみます。なかなか先生と同じようにはできませんが、頑張りました。　

　息を吸って吐いて、先生の指示通りに呼吸を合わせるのも大事なようです。何度か通してやってみるうちに、何となく感じがつかめてきたかな、と思ったら終了時間です。

　１時間はあっという間でした。

　最後に、写真撮影のリクエストに応じて、ガイドさんと一緒にポーズをとってくれました。かっこいいですね！

　質問に対して、太極拳で大事なことは、体をリラックスさせること、というお話でした。オフィスや家庭など日常の生活の中でも、つい変なところに力が入ってしまいますが、体をリラックスさせることは健康にも重要なようです。

　今回体験した太極拳は、それほど激しい動きや難しいポーズはないので、誰でも気軽に参加できそうです。とはいえ実際にやってみると、やはりけっこう難しいもので奥の深さを感じます。

　まずは一度体験してみて、興味があったら続けてみるのも良いかなと思いました。

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