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南陽武侯祠
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(3票) 更新日:2013年02月12日

 三国時代の諸葛亮が廬を結んで住み、自ら耕したことを記念するために建てた祠である。中国は現時点で合わせて9ヵ所の武侯祠があるが、南陽にあるこの武侯祠は、成都のそれに次ぐ2番目に大きい。


 拝殿の内に供養されている諸葛孔明の彫像は羽毛の扇子を手にして、生き生きして真に迫る。拝殿外の両側の脇部屋には、扁額や対聯(めでたい対句)を満遍なくかけており、両側の壁にはまた歴代の文土の筆による石刻がある。真、草、篆、隸など各種書体のものが有りそれぞれの特色がある。拝殿裏側の「諸葛草廬」は、諸葛亮が当年隠棲して読書に励んだところ。