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中国の新幹線である高鉄の発展は、目覚しいものがあります。

北京-天津で本格的に始ったその歴史は、僅か6年に過ぎません。しかし既に今年11月には、路線1万4千kmを越え、高速鉄道として世界一の路線網となっています。

初期段階は、北京・上海を中心に、東部沿海の大都市間を結ぶ路線でしたが、ここ1～2年は地方にも高鉄が走るようになりました。

中国最南の地である桂林では、1年前から北京との間に高鉄が走行しています。更に12月26日には、南部の大都市広州市と内陸部の貴州市を結ぶ高鉄も走り始めます。

貴州省の貴州市と広東省の広州市の、ほぼ中間に位置する広西の桂林市からは、今まで広州へは所要時間12時間も要しました。

それが、高鉄では3時間弱に短縮されます。

貴州へも、同じ程度の所要時間となります。

桂林-広州は一日19便、約2時間40分の所要時間です。

桂林の朝一番広州行は08:00、最終便は19:45となっています。

料金は、二等席137元、一等席165元です。

桂林観光にも、貴州観光にも、快適な旅の足として大活躍することでしょう。