撮影日:2012年5月5日
撮影場所:広西省桂林市龍勝県 龍脊棚田+壮族集落
龍脊棚田は高低差500メートルで、傾斜角度が25~35度という山肌に連なる。棚田は何百年もの人々の叡智と汗の結晶が産み出したこの棚田が天まで届くように広がり、完璧な風景を作り出しています。
桂林市内から車で2時間半ほどのところ「龍脊棚田+壮族集落」を見学に行きましょう。
高速道路も国道も一切なしで、こんな道を走りっぱなしです。
途中はいくつか郷鎮を通り、上記の三輪車が外国人にとっては面白いものでしょうか?地元の人の交通手段で、買い物をしたり、出かけたりをするのが便利だと思います。
こんな田舎なのに、ちゃんと通信会社の3G広告が入ってきますね。
約2.5時間の走行で、こんなデッカイ観光用ゲートに辿り着きました。
ここは切符売場とサービスセンターです。
一人様80元のお値段は、この地方の村では、大した金額ですね。でも、絶対値打ちがあると言われて、一度検証に入りました。
入場券を買って、景勝区内の乗合バスで15分ほど走ると、ようやく本当に棚田が見えてきました。
この景勝区は、大きく三つのエリアに分かれていて、全部回るには、少なくとも三日間かかるとのことです。ずいぶんと広いですね。これなら、80元の入場料も高くはないでしょうね。
しっかりした登山道を作っていますが、ずいぶん長いので、体力が必要です。
山の真ん中には、少数民族の村落があり、それも今日の観光の目玉です。
登り20分間ほどで、集落が出て来ましたね、ここはまだポイントではありませんよ
あら、新しい道作り中らしいですね。観光業の発展には道の整備は欠かせませんね。
山に上って、チワン族の村落に着きました。
そして、民家の吊角楼を見学します。家の造りがとても大きいですが、一階は農機具などの納屋と豚や羊の飼育場になっています。
地元の人の話しでは、「一階は動物、二階は人間、三階はネズミ」との言い方があります。
二階に上がると、生活する場所です。
本当に家具の少なさには驚きます。
観光開発されている棚田景勝地では、旅行社を利用し、「少数民族の家庭訪問」を手配してもらうこともできます。
費用は要らないそうですが、若干住民の方に、チップ程度のマイクロ銭を渡せばよいそうです。我々漢民族とは全く違う生活スタイルですね。
少数民族の民家訪問後、約20分間で、頂上に上がり、龍脊棚田の壮大奇観を堪能しましょう。
あの家、民家なのか?
それはちゃんとした飲食と宿泊施設として新しく作られた民宿です。
今日の昼食はそこの予定で、棚田に泊りたい人はその民宿をご利用します。
中を見ると、結構団体さんが入っていますね。
清潔感もあって、このような山では、大したものですね。