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Lesson01・中国語とは・・・
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(3票) 更新日:2013年05月11日

ほっほっほ。皆さんは知っているかな?中国語は今世界で現存する最古の言葉なのじゃよ。そんな中国語は今では中国国内のみだけでなく、台湾、シンガポール、東南アジア、日本、アメリカなど多くの国で主に華人の人たちによって話されている言葉なのじゃ。中国を話せれば世界13億人以上の人とコミニケーションが取れるということじゃ。これから中国へ旅行へ行こうと考えている人にもっと中国を楽しんでもらうために、わかりやすく中国語を解説するのでみんながんばって勉強しておくれ。


 



中国語ってそもそもなんだろう?これから勉強する言葉とは。






パンダくんはどの位中国語を理解しているかな?


う~ん、使っている文字は漢字でしょ?話している言葉は中国語?広東語っていうのも聞いたことあるな。中国語と広東語って違うのかな?やっぱわかんないや。


うん。日本ではほんとんどの人が同じ言葉で話し、同じ文字を使っているので、同じ国で複数の言語や、意味の通じない方言があることが不思議に思えるが、広大な土地を持つ中国では多くの民族が暮らし、歴史や文化の違いから、いろいろな言葉と文字が使われているのじゃ


じゃ、中国語って1つじゃないの?


いやいや、それでは国としてまとまらないので、政府は1つの言葉と文字に統一しようと建国以来勤めているのじゃ。その言葉が「漢語」じゃ。いわゆる漢民族の言葉じゃの。「漢語」という言い方は、言語学や書き言葉として使われることが多く、一般的には「中国話」「国語」と言うことの方が多い。他の方言と区別する時には「普通話」とも言われる。


 




 




ふむふむ。


そしてこの漢語で使われている文字が「漢字」じゃ。「漢字」には大きく別けて「簡体字」と「繁体字」があり、簡体字は繁体字の画数を減らし簡単に改良した漢字のことで、中国の標準文字として定められているのじゃ。一方、繁体字は昔から使われてきた画数の多い漢字じゃ。日本語の漢字をちょっと難しく書いたのが繁体字で、簡単に書いたのが簡体字というわけじゃ。


 




 




なるほど。中国語の看板をみてなんか違和感を感じたのはこのせいだね。日本の漢字とは完全に一緒じゃないんだね。


「木」「目」「水」などまったく同じ字体の漢字も存在するが、偏や冠などが付いてくると、違ってくるの。見た目が一緒でも、はね方や点の位置が微妙に違う感じもあるから注意が必要じゃ。


繁体字は今も使われてるの?


そうじゃ、台湾や香港では今も現役の文字として使われている。書物を書く場合にも良く使われるの。






え!?じゃ簡体字と繁体字を両方覚えなきゃいけないってこと?


覚えておいて損はないが、基本的な漢字の知識がある日本人にとって、繁体字から簡体字を想像するのは結構簡単なのじゃ。だから始めは簡体字をしっかり勉強することじゃな。


最初に疑問になった広東語なんだけど・・・


広東語は広義の意味では中国語じゃが、狭義の意味では漢語に属する方言のようなものじゃ。広東語以外にも上海語や北京語などその種類は正確には数え切れないほと多いのじゃ。例えば四川省の人が広東語を聞いても外国語のようにまったく理解できず、反対に四川省の方言は広東の人には理解できない。方言のある地方で育った人は自然と普通話と方言の両方が話せるバイリンガルになってるのじゃ。広東語が日本人にとって他の方言より知名度があるのは、昔から広東語を話す香港と貿易や映画などの文化で親しんでいるからじゃの。


そっか、じゃあ方言だったら勉強しなくていいね。


うむ。まずは普通話からしっかり学ぶことじゃの。余裕が出来たらいろいろな方言を勉強してみると面白いぞ。


 



これから学ぶ、世間一般的に言われる中国語は、中国政府が標準語として定めた「漢語」(中国話、国語、普通話ともいう)のことで、文字には漢字(簡体字)を使った言語。



次は中国語の仕組みについて勉強するぞ。