観光地レポート |
厦門(アモイ)胡里山砲台レポート |
更新日:2010年12月05日 |
中国本土を守る最後の砦アモイ島の砲台が展示されている胡里山砲台のレポートです。 |
こんにちはチャイナエイトです。本日は福建省は厦門(アモイ)の胡里山砲台をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省厦門市
胡里山砲台公園 1840頃勃発したアヘン戦争を機に作られた砲台がアモイには沢山存在します。
その一部を整備して観光客向けに開放したのが胡里山砲台です。
この日は休日で沢山の観光客がいましたが、外国人の姿はほとんど見かけません。
確か午後1時半ごろ到着したと思いますが、ちょうどショーが始まっていました。
後方にちょっと高い塔がありそこから指揮官が指令を出して、
兵士が発砲するという流れです。大砲を1発発射するのに、合計5位なにかを詰めていました。
昔は手間のかかる作業だったんですね。
最後は「撃て~」の合図で「ドーン!!」思わずビデオカメラの
停止ボタンを押してしまうほどのまさかの爆音。
結構迫力あります。もちろん空砲ですが。
ショーが終わると記念撮影。
敷地内は公園になっていて、 さびて古びた大砲が陳列されています。
ここには当時最強を誇ったドイツ製の巨大砲台が設置されていた為、
この場所が有名になりました。このドイツ製の砲台は、アヘン戦争に敗戦した際
、軍事力強化のためドイツから購入したもので、
300kg以上の弾丸を20,000km飛ばすモンスター大砲でした。
実践で使われたのは一度、抗日戦争のときでした。
外に展示されている大砲とは次元が違います。強そうです。
発射できる砲弾です。砲弾の中には沢山の火薬が入っている様子がよく分かります。
こちらはずいぶん小さな大砲。でも機動力があり、かなり活躍したそうです。
指令室のある建物が今は資料館になっています。
これは指揮官たちの作戦会議の様子。
清の終わり1900年ごろの人は本当にこんな感じだったんですね。
アモイ島に配置された砲台の位置がジオラマで展示されています。
大陸上陸の拠点になるため、絶対に死守しなければならない場所だったんですね。
資料館には当時の貴重な写真も展示されています。100年以上前の貴重な写真です。
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