雲南民族村
こんにちはチャイナエイトです。
今日は昆明にある雲南民族村をご紹介します。
撮影日:2010年10月
撮影場所:雲南省昆明市雲南民族村
雲南民族村は昆明市中心から車で約20分ほどの場所にある、少数民族を題材にした
テーマパークで、膨大な敷地の中に雲南省の主要な26の少数民族の村を再現しています。
当日はあいにくの雨でしたが、ざっとどんなところかご紹介します。
入り口に入ると中国らしい昔の街並みを再現したストリートが入場ゲートまで続いていて、
お土産屋やレストランが軒を並べています。
各少数民族のエリアでもお土産屋があるエリアもあるので、
お土産を買うなら一通り観光した後の方がいいでしょう。
非常に大きなテーマパークということが分かります。
全部見ようとすると1日以上必要です。
あらかじめ興味のある少数民族に的を絞って回りましょう。
有料ですが、自転車も借りれます。
エリアを絞ってもかなり歩くことになるので、自転車はかなり有効です。
まずは入ってすぐのところにあったハニ族の村へ入ってみました。
各村には舞台があって民族舞踊なども見れるそうです。
囲炉裏では焼餅や焼き魚も頂けます。
テーマパークは湖や池が沢山あり、野鳥も多く見かけます。
遠足かな?地元の子供達。
ここは雲南省で一番人口の多い少数民族イ族の村です。
独自の文字も持っているそうです。
イ族のお酒は有名だそうなので、1杯頂きました。1杯1元。
甘酒のような口当たりのいいお酒です。
今日のような小雨の降る肌寒い日にはぴったり。
お酒を飲んでまったりしたら動きたくなくなってしまいました。。。。
自転車レンタルすればよかったな~と強烈に思います。
そうも言っていられず、次に進みます。
ガイドさんが、特徴のある民族だからと言って案内してくれたのが、
ナシ族に含まれるモソ人の家です。
このモソ人は母系社会を形成していることで有名で、男子も女子も一族は
母親の元を離れず生活を送ります。
男性も結婚後は親元を離れず、いわいる通い婚をするそうです。
そしてなぜかモソ人は男前と美人が多いそうです。
ナシ族の村は水路も作り麗江古城を意識した作りになっています。
白い壁の建物が印象的だった白族(ペー族)の村。
お土産屋がいっぱい並んでいました。
主に大理に住む白族は藍染めが有名。
日本人好みの染物も沢山あったのでここで買い物もいいと思います。
この旗がチベットっぽいチベット族の村。
大きな寺院や、
大きなマニ車なんかもありました。
まわす場合は必ず右回り。反対にまわすとリアルに怒られるので注意!
ここで働いている人は本当の少数民族の方だそうです。
民族衣装もとても綺麗でしたが、寒くなると上着を羽織ってしまうのでちょっと残念。
5つしか回れませんでしたが、時間はかなりオーバーしてしまいました。
やっぱり自転車が有効です。
フルスという民族楽器で有名なタイ族の村や、チンギスハンの時代に南下してきて
住み着いたというモンゴル族の村なんかも面白そうでした。
全体的にリアリティーは欠けますが、一度に沢山見れるお得感はあります。
ただ見て回るだけではなく、気になったら足を止めて、飲んだり食べたり買ったり、
おしゃべりしたりできればもっと楽しめると思います。