長江三峡クルーズの旅(6):白帝城&瞿塘峡
こんにちは!チャイナエイトです。
昼食を食べてから、また遊覧船で昼寝してから、午後3時頃、また集合のアナウンスが流れます。
デッキに上がったら、すでに長江三峡の第三部「瞿塘峡」に来ています。
長江三峡の中、瞿塘峡がもっとも山が険しいことによって著名です。
しかし、すでに水面が80m位あがっています。三峡ダムのない時は、ここは如何に険しい河流でしょうね。
さて、午後の上陸観光は「白帝城」です。
ここから、自然景観の観光が終わり、人文的な観光に変わりますね。
中国人に「白帝城」を言ったら、まず李白のこの漢詩が歌われますね。
早(つと)に白帝城(はくていじょう)を発(はっ)す
朝辞白帝彩雲間 朝(あした)に辞(じ)す白帝(はくてい)彩雲(さいうん)の間
千里江陵一日還 千里(せんり)の江陵(こうりょう)一日(いちじつ)にして還(かえ)る
両岸猿声啼不住 両岸(りょうがん)の猿声(えんせい)啼(な)いて住(や)まざるに
軽舟已過万重山 軽舟(けいしゅう)已(すで)に過(す)ぐ万重(ばんちょう)の山(やま)
「白帝城」は昔、山の頂上にありますが、今は長江水面の変化により、島になりました。一本橋で渡ります。
さて、三国志に興味のある方は、この「白帝城」のことをきっと分かります。
蜀漢の皇帝劉備が死に際し、息子劉禅を 諸葛孔明に託した「劉備託孤」舞台です。
では、白帝廟に入ります。
「劉備託孤」の物語を演じています。
しかし、ここでは、まだ一箇所自然景観の見る所があります。それは、人民元の10元札の裏に書かれている画面です。この白帝城の山から、絶好の見る場所が確保されています。
温習ですが、人民元の裏にある画面です。
1元:西湖(浙江省・杭州)
5元:泰山(山東省・泰安)
10元:長江三峡(重慶市・奉節)
20元:漓江(広西省・桂林)
50元:ポタラ宮(チベット自治区)
100元:人民大会堂(北京市)
中国の旅行って、少なくとも人民元の裏に書かれている場所程度を訪れなくちゃ~
日が暮れて、また船に戻ります。今夜は、パーティーが開催されますよ。
長江遊覧船の旅に、退屈な時間は一刻もありません。すべての時間に、好きなエンタテイメントをチョイスできます。上陸の観光以外、船上にも映画館もあり、水泳プールもあり、ドリンクバーもあり、ゲームセンターもあり、図書館もあります。本当に豪華遊覧船でのクルーズが楽しいですね。そして、このようなイベントも毎晩ありますね。司会者は船に同行している2名の観光案内ガイドです。一人は中国語ガイド、一人は英語ガイドです。パーティーの時は、司会者も担当します。
そして、船内の照明や音響も、すべてプロな施設です。
出し物を演じている人は、船員の皆さんです。レストランの服務員もいれば、客室の係りもいます。プロなくんれんを受けていて、大変プロな演芸でした。
このような日々を暮らしますと、この船と別れたくなくなりますね。