音楽の島コロンス島に上陸
こんにちはチャイナエイトです。
本日より福建省は厦門(アモイ)の紹介をしていきます。
まずは、アモイ市を代表する観光スポット「コロンス島」です。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省厦門市 コロンス島
コロンス島はアモイ島に隣接する面積1.87平方キロメートル、人口約2万人の小さな島です。
1842年アヘン戦争後の南京条約で開港させられたアモイの共同租界地にコロンス島が
定められ、様々な国の領事館や教会、学校などが建てられました。
この小さな島に建てられた世界各国の建築物がこの島の最大の魅力です。
アモイ島からコロンス島へ行くにはこのフェリー乗り場から行きます。
行きは無料、帰りは8元/人必要です。
フェリーは2階建てで、1階は無料、2階は有料(1元)となっています。
2階に上ると集金のお姉さんがお金を回収に来ます。
1階はすし詰め状態なので、1元を用意して2階に上がりましょう。
時間は約10分。あっという間に着きます。
到着すると一斉に下りるので島に入るまで混雑します。
お友達やガイドさんと離れないように注意しましょう。
有料で電動自動車で島を回れます。
島に入り左手へ進むと旧イギリス領事館が見えてきます。今はレストランとホテルになっているようです。
旧イギリス領事館を過ぎると右手に旧日本領事館が見えてきます。
西洋風のどっしりとした建物です。
今は人が住んでいるそうで、中には入れませんでした。
領事館の脇には警察署があったそうです。
その地下は監獄になっています。
重要な歴史的建造物にはこのようなパネルに説明が書かれています。
道いっぱいにヒトデが干してありました。なにに使うんだろう?
島のいたるところに、古い別荘を改築したホテルが建っています。
値段はだいたい1泊200元~500元だそうです。
コロンス島には領事館のほかにも、海外で成功した華僑の人たちが建てた別荘が
多く残っています。今はホテルにしたり、レストランにしたり、賃貸として貸し出しているそうです。
どのホテルも大きな看板はなく、すぐには何なのか分かりません。
勝手に入って行って民家だったらと思うと勇気が要ります。
コロンス島は音楽の島と呼ばれています。
その理由は・・・ガイドさんがせっかく説明してくれたのに、撮影に夢中でうろ覚え・・・
まず、租界時代西洋のピアノが流行したことに始まって、
お金持ちの華僑の人が沢山ピアノを買って集めて、
子供たちにピアノを習わせて、
沢山の有名なピアニストが誕生して・・・
こんな感じだったと思います。
どちらかというと私は芸術より食べ物の方がすき。
島なので豊富な海鮮食材を使ったレストランが多く見られます。
食材は量り売りで、だいたい1食材2人で250gで注文すれば十分です。
特に貝類の種類は豊富でどれにしようか迷います。
見たことのない貝でも、基本は的に高い貝はおいしい、安いのはおいしくないの考えで問題ないです。
この白い建物は旧オランダ領事館です。
今は乾き物の売店になっています。
ここは有名なお店だそうで、全部試食が出来ます。
乾き物を買うならオランダ領事館で!
う~ん・・・微妙・・・
コロンス島は台湾より南に位置しているので夏はとっても暑いです。
この日も暑かった~。
一番楽しみにしていた日光岩に登ってみます。
入り口はお寺になっていました。
かなり微妙なバランスで放置されている岩。多分崩れない保障なし・・・
この辺の放任主義は中国らしい。
スリルを味わいながら登り始めて10分。あっという間に頂上に到着です。
期待していた以上の絶景です。アモイ島に向かって右端にある一際目立つこの建物は
4つ星のホテルだそうです。
絶景好きの私にはたまりません!
夜8時ごろまで開放しているので、夜景撮影も出来ます。
一番上の展望台はとても狭く、係りの人が「ハイ見て!ハイ撮って!ハイ降りて」と
繰り返し叫んでいました。少し気合を入れていい場所をゲットして下さい。
登ってくるときは気づかなかったかなり急な階段。気をつけて降りてください。
少し時間が出来たので街並みを散策。
雑貨屋さん、おしゃれなカフェ、工芸品屋さん、昔ながらの屋台などなどとにかくいっぱい。
目を引いたのは香港から来た雑貨屋さん。
良く商品を見てみると軽く中国をおちょくった感じのものばかり。
でも若い人を中心に店の中は客でいっぱい。
う~ん。変わったね~中国。
一風変わったおしゃれなお茶屋さんがあったので入ってみました。
そうそう、忘れていましたが、福建省はお茶の産地でしたね。
これならお土産にもぴったり!
最後は喫茶店で休憩。
アイスコーヒーって言ったのにこんなの来ちゃいました・・・
これがまたまずかった~
いまいち中国の喫茶店ってわかんないんですよね~
普通のアイスコーヒーでいいのに・・・
ここで時間です。
またフェリーに乗って帰ります。
このほか、例の華僑の人が集めたピアノが展示されているピアノ館、
コロンス島の名前の由来となった鼓浪岩、清代に作られた庭園などの
みどころがあるそうです。
ざっくり回るなら半日、全部しっかり回ると1日必要になるでしょう。