アジア最大級の滝と菜の花の里を訪ねる旅 - 基本情報｜中国旅行のチャイナエイト

黄果樹瀑布は幅８１メートルで、落差は７４メートル、２０階のビルの高さに相当して、アジア最大といわれています。水廉洞とよばれる裏の山の中の洞窟に入って、裏から滝を見ることができます。羅平の九龍瀑布は九龍河の有名な瀑布群です。十数層の滝と大小数十個の石灰が沈着して出来た池があり、最大級の滝の高さ５５メートル幅は１１０メートルもあります。
滝の周りの植物の種類も豊富で滝の美しさは黄果樹瀑布と肩を並べています。ケーブルカーで展望台にのぼり九龍瀑布の全景が見渡せます。

カルスト大地の万峰林は貴州省興義市から４５キロ離れています。総面積は約２０００平方キロで、今から３億年前このあたりは海でした。地殻変動により陸地になり山が出来ました。石灰質の山は風化、浸食作用によって奇峰となり今日の姿になりました。この風化浸蝕作用が今でも続き、地下川、石柱、鍾乳洞などが形成され、典型的なカルスト地形になっています。一年中の景色もその農作物の変化に伴って、すばらしい景観が広がっています。そして光線によって、景色が変わってきますので、写真の愛好者たちが殺到しています。約３６０年前の中国の明の時代の地理学者、旅行家の徐霞客はこの地を訪れ、彼の著書の中にも万峰林のことが記載されています。

中国雲南省の羅平は、毎年１月下旬から、一面の菜の花で黄金色に染まります。その面積は５００平方キロ以上あります。カルスト地形の中、見渡す限り咲き乱れる羅平の菜の花畑です。その花の蜜を目指して、中国全土から養蜂家が集まっています。