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美味しい中華料理を食べるには
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(4票) 更新日:2014年07月29日

 中国は昔から「民以食為天」(民は食を以って天と為す)という言葉があります。中国人は食を非常に大事に考えているので、中国旅行の大事な一環は中華料理を楽しむことでしょう。


こんにちは。チャイナエイトです。



中国旅行の間、あちこちへ行って、いろいろと食べ歩いてみませんか。如何に上手にレストランを選ぶかについて、チャイナエイトの経験を紹介させていただきます。



中国の食は場所によって全く異なります。



日本人は四川料理のことをよくご存知でしょう。四川省は盆地にあるため、湿度が高いです。よって、年中辛い料理を食べて、体内の湿気を払うことができると言われています。

四川料理は辛く、しかも痺れる、刺激のある料理が特徴です。



しかし、本当の辛さだけを追求すれば、貴州料理や湖南料理料理がもっと辛いです。さっぽど勇気がなければ、日本人には相当無理な辛さです。



辛い料理に慣れていくと、どんどん癖になります。調子に乗って食べていると、数日で胃の調子が悪くなってしまう日本人もいました。



それに対して、日本人に向いているのは、甘めで、薄味の味付けでの広東料理です。広東省の料理は海鮮中心で、日本人好みのようです。もちろん、胃にかかる負担も少なめです。



また、同じくあっさり系の上海料理も日本人好みの味付けです。



さて、どのレストランを選べばいいのか、本当に悩ましい問題です。

ガイドブック頼りにして選ぶ方法があります。もちろん、高いところは無難で、それなりに美味しいです。



中国人が普通に食べているようなところを探したらいかがですか。



いわゆる「家常菜」(ジャーチャンツァイ)、つまり家庭料理を通して土地の料理を味わうことこそが、中国人に寄り添い、中国を堪能する一つの方法かと思います。



泊まっているホテルのフロント係員、訪問先の中国人社員、ツアーガイドなど、だれか一人の中国人と少し仲良くになり、安くて美味しいレストランは紹介してくれるのでしょう。もちろん、料理に個人の好みがありますが、知恵のありそうな中国人に聞きましょう。



実際に行ってみたら、お客がしっかり入っているようなら、まずは間違いありません。



中華料理の注文がネックかもしれません。



3、4人で食べるなら、3品のおかず、それに肉や魚のメインを一品、スープを一品くらいで十分かと思います。メニューにある大きな写真が載っているおかずであえれば、まずはお勧め料理でしょう。せっかくだから、注文しましょう。

値段の目安としては、施設によりますが、お酒も含めて、250元~300元くらいにおさまるようなつもりで食べれば調度良いのではないかと思います。



以上、チャイナエイトよりお伝えしました。





上海蟹専門店「凌瀧閣」ディナーコース





「凌瀧閣」特製ランチコース