交通レポート プリント
桂林市の交通事情
更新日:2019年05月24日

かって、中国は自転車大国と呼ばれ、朝の出勤・夕方の退勤時には、延々と続く銀輪の隊列が、中国の風景には必ず取り上げられていました。しかし、それは昔話となり、庶民の足としてはバイクに取って代わり、しかも桂林では電動バイクが主流でモーターバイクは脇役にすぎません。

こんにちはチャイナエイトです。

今日は桂林交通の事情について、ご紹介いたします。

撮影日:2013年3月28日

撮影場所:広西省桂林市 市街地

 

 90年代半ばより、急速に自転車よりバイクへの移り変わりが進行し、今や、完全に中国での自転車時代は終わりました。環境に良い電動バイクの普及はとても善いことですが、歩行者としての私自身はヒャットすることも度々です。中国では広めの歩道にはよくバイクも通行します。音もなく後方から近づくバイクが突然警笛を鳴らし驚かされます。

 

 此方は歩道を歩く通行人だから、其方が遠慮しながら走れよと言いたいところですが、当地の普通行為のようで、それで言い争いになったりしているのを見かけません。それに、中国ではバイクの夜間での無点灯走行が非常に多く、暗闇の中、音もなく道近に電動バイクが出現し、本当にビックリすることが度々です。

 

 中国の人は一般的に視力はとても良い人が「最近の児童は近視の子が多い」多いので、運転者はこちらを認識しているとは思うのですが、この無点灯走行の問題は何とかして貰いたいものです。

 

 現在、西側諸国「日本を含む」では環境問題を意識して自転車が再び見直されています。将来、中国でもその様な気運が起こればと期待します。特に、桂林のようにこじんまりとまとまり坂もないような市街では、自転車の活躍する条件が揃っています。

 

 オランダの或る町のように、市内への車の乗入れを完全禁止にして、自転車と電動車のみの町になれば、環境先進都市として中国国内は言うに及ばず世界中の耳目を集め、桂林の観光都市としての地位は更に更に輝きを増すことは間違いないでしょう。

 

タクシーで料金も安く、メーター表示も確りなされていて安心して利用できます。初乗り料金は7元「105円」・夜11時以後は初乗り7.8元「117円」2kmまでで、以降100m刻みで0.2元づつ加算されてゆきます。

 

近年ガソリン代の値上がり著しく、燃料サーチャージ制が桂林「無い都市も有り」では採用されていて、ガソリン代が8元以上は2元、8元未満は1元をメーターの料金に加算して支払う必要があります。因みに、現在はプラス1元です。

 

桂林市内は余り広くないので、普通に利用して10~20元「150~300円」程度で済み、観光都市でもあり台数も多く、観光客にも市民にも気軽に利用される乗り物になっています。

 

加えて注意したいことは、夕方5、6時頃はタクシー乗務員の早番、遅番の交代時間帯にあたり、更に会社の退勤時とも重なり、タクシーを捨うのは非常に難しく、この時間帯を外して移動するのが賢い移動になります。

 

さらにはバイクタクシーもあります。横道に入る角には必ず1人又は2人のバイクドライバがハンドルのミラーに客用ヘルメットを引っ懸け、客待ちしている姿を目にします。この風景は広く東南アジアへかけてお馴染のものです。基本的には近距離専問なので、近場約1km程度5元「75円」、それ以上遠方は話し合いで6、7元と決まるようです。市民に取り急ぎの際、渋滞の車の間を縫うように走り抜ける便利な存在だと言えます。但し、会話の不自由な外国人には使いこなすには少々難があります。

 

あと、三輪車があります。これは一般市民の利用は全くなく、専ら観光客目当の営業で、昼間はこの三輪車は市内通行禁止になっています。夕方以降、観光客の宿泊するホテル近くに現れ、夜の食事へ出掛ける観光客へ、送り賃1人1元と魅力的な料金で声掛けし利用を誘います。しかし、これには裏があり、レストランに着いて乗車賃1元を支払い、得した気分で気持ちよく食事をし精算の際に、かなり割高な代金を請求される仕掛けになっています。その差額が彼ら運転手の収入源になっている。皆様ご用心を!!!

 

90年代半ばより、急速に自転車よりバイクへの移り変わりが進行し、今や、完全に中国での自転車時代は終わりました。環境に良い電動バイクの普及はとても善いことです。

 

公共交通としては、他都市と結ぶものとして空港、鉄道や長距離バスもありますが、市内の交通機関としてはバスのみです。勿論、北京、上海のような大都市では地下鉄も存在します。しかし地方都市桂林ではなんと言っても庶民の足としての主役はバスをおいて他はありません。運行本数は非常に多く次々に来ます。しかし、近年は渋滞も増え、バスがなかなか来ず、来る時は数台連なって来たりと運行時間は適当です。目的のバスが来たと我先に乗り込み勝ちですが、連なって来た際は2、3台後方にガラガラの同じ路線バスが続いていることもよくありますので、後のバスを確認してから乗車することをお勧めします。

 

料金は一般のバスは1元「15円位」、2階建バスに1元と2元が有ります。10、11、100番の2階建バスは1元、32、99番の2階建バスが2元と観光客には少し分かり難く、ホテルや停留所で待っている人に確めてください。バス料金のお釣りは出ませんので、乗車前に必ずに小金を用意してください。1元、2元のバスに5元札しか持合せがなく、泣く泣く5元「75円」を投入する羽目になります。

 

マイカーについて、中国語では家用車「自家用車」と言い、2007、2008年頃より急激な増加で、北京、上海などの大都市での環境悪化の主要素の一つになっており、ここ桂林でも、4、5年前から交通渋滞の多きな原因となっています。7、8年前は中国の中で比較的空気も綺麗、道路も走りやすい、暮らしやすい街だと感じていました。しかし、近頃は車が増え埃っぽい感じを受け、空気も確実に以前に比べ悪化しつつあります。他の大都市に比べ未だ問題にならないレベルで地元の人はそうは感じていない様子です。

 

以上、桂林での交通事情を述べてきました。お助けになれば……

 

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