北京から西へ90キロ、山あいの木々に包まれた緑の中に浮かぶ石造りの僻村【爨底下村】。約500年前の明代、北方の異民族から都を守るために防人たちが住み着き、通商の拠点として村は栄えました。
1950年代、中国の新国家建設によって街道から外れ、近代化から取り残されてしまいますが、ここ数年来村興しが進められ国家文物局により歴史文化名村に指定されました。時の流れが止まったかのような、明・清代の四合院建築の建物70戸がそっくり残るレトロ感あふれる村の散策をお楽しみください。